地域福祉への希望

台東区のマンションに生後3ヶ月の女児が放置されて死亡したという事件が報道されています。

保護責任者遺棄の容疑で自称アルバイトの母親が逮捕されました。

女児の死亡の特定はできていないそうです。女児の放置と死亡の因果関係を調べているとか…。

さて、生後3ヶ月の子どもを女性独りで育てるにあたって、、、その子を残してアルバイトに出かけるって、現実的でしょうか??

この女性の子育てに協力をしてもらえるパートナーはいなかったというのは想像に難しいところはないですね。あるいは、この女性の父上や母上をはじめ親類縁者、あるいは友人はいなかったのでしょうか?

それともこの女性は協力者がいるのに、それを依頼しなかったのでしょうか? 依頼する力が無かったのでしょうか?…物事の判断力や想像力に限界があったのでしょうか? 声をかけてくれる人はいたけど、断ってしまったのでしょうか?


あるいは、この女性は、そのSOSを発信し、行政に相談できていたのでしょうか…?

台東区は、土地柄と言っていいのでしょうか…、行政マン(保健師や子ども家庭支援センター、あるいは生活保護担当職員)は熱心で優秀な人が多いと聞いています…。

もしかすると家賃、生活費を稼ぐために、相談に行く暇さえなかった可能性も…。

いずれにせよ、この事案、、、母と子から伝わってくるのは、『孤立』です…。


話は変わるようですが、、、私は日頃は障害を持つ方の施設に勤めています。

看板に『支援センター』と銘打っているせいか、たまに高齢の方が、ひょいとやって来て、どんなことの相談にのってくれるの?ってきかれます。

そんな時、高齢者の生活相談にのってくれる、その方のお住まいの地域包括支援センタ―の連絡先をお伝えするようにします。が、また何かあったら、遠慮なくお尋ねくださるよう伝えています。


この高齢の方のように、自ら発信することって大切だと思うのです。

確かに行政にも民間にも、なんだかドライで協力的でない人、面倒くさそうにして不親切な人はいます。また根本的に制度に限界がある場合があります…。

しかし行政にも民間にも、物事を一緒に考えてくれる人はいます。だから、諦めずに。

分野がお門違いでも、何か相談したいことがあったら、公・民関わらず最寄りの福祉施設に問い合わせしてみましょう!何か道が開く可能性があります。


また、相談に出向けない方はいます。

アウトリーチって、地域福祉の課題です。













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